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経済結社SSA発足に寄せて①発足に寄せて②物故

Surelist Society Association

 

            歩 み

平成20年11月5日発足。平成26年3月第60回記念フォーラム(独立行政法人 日本学生支援機構 理事長 遠藤勝裕氏、前衆議院議員 笹川たかし氏の対談)。平成27年3月霞が関官僚との情報交換場 “ 霞が関未来会議 ”開始。平成28年2月中国公共外交協会(第九代外務大臣:李肇星会長)、民間外交団体代表らと意見交換のため、会員有志を伴い北京訪問。7月“ 笹川流 ”を出版(東京、名古屋、大阪、神戸、岡山、福岡にて出版記念会を開催)。平成29年10月 会員・洪スパル氏死去。平成30年3月” 笹川流 ” 出版記念会(中国・香港)にて開催。“霞が関未来会議  ”に若手官僚が登壇開始。令和元年2月第100回を迎える。9月”SSA TRY PROJECT”始動、座長:草野和徳就任。12月広報責任者:広瀬武就任。



笹川能孝さんとSSA会員に期待すること (SSA会員 遠藤勝裕)

東日本大震災から3ケ月、直後の激しい揺れの恐怖に未曾有の津波被害と福島の原発事故という災厄も加わり、先行きに対する漠然とした不安感が広がっている。

しかしながら、こうした時だからこそ足許をしっかり見つめ、冷静に対処する頭を持たなくてはならない。とりわけ、次代を担うSSAの会員と若きリーダーである笹川能孝氏にそのことが求められよう。

具体的には、大地震により少しか霞がかかってしまったが、わが国経済・社会は、「4つの化」にしっかり対応すべき、と肝に銘じなくてはならないということである。すなわち、まずは「国際化」、これは単純に外国語を話せるように、ということのみではなく「国際的水平分業の進展」と捉えなくてはなるまい。わが国の若者たちの活躍の場は世界中にあり、逆に世界中の若者が競争相手になることである。

次に、「IT化」。これは間に「C」が入り「ICT化」と理解すべきこと。「C」はコミュニケーションのことであり、単純なIT対応ではなく、ITをコミュニケーション・ツールとして使いこなさなくてはなるまい。

3番目は、「少子高齢化」。これも単純に年金原資の稼ぎ手が少なくなる事態に、どう備えるか、ということのみではなく、先輩たちが築き上げた膨大なストックを少ない若者が分け合う安心感が、若者をスポイルしかねない、との視点も必要ということである。

そして最後は、「温暖化」への対応である。環境対策としてのCO2削減ニーズから、原発が最良のクリーンエネルギーと位置付けられてきたが、もはや幻想でしかないことが今般の騒ぎで明らかとなった。クリーンで安全な自然エネルギーへの転換を図っていくため、具体的に何をしなくてはならないのか、最も大きな課題であろう。

さて、この「4つの化」への対応にあたりSSA会員の皆さんに「6つのキーワード」をお贈りしたい。

1 民間活力(官にばかり頼るな)

2 全員参加(当事者意識を持つこと)

3 宝の活用(持ち腐れとなっていないか)

4 イエスからの出発(ノーからは何も生まれない)

5 論より行動(評論家の戒め)

6 よそ者の知恵(岡目八目)

今後折に触れSSA会員の皆さんと、これらのキーワードに内在する「心」についてお話していきたい。

東京都教育委員会 教育委員会のしくみと仕事


他人と比べず“ニュートラルな心”を知るために (SSA会員 木下径彦)

SSAに入会させて頂いた理由の一つは、“ニュートラルな心”を磨くためです。私は、常に自分自身を他人と比較のなかで生きないようにしています。自分自身を他人と比べず、オリンピック選手と同じように常に自己の成長を比べたい。そのためには、笹川さんがおっしゃる“ニュートラルな心”が必要であると思います。自分自身がニュートラルであること。もしくはニュートラルな位置を知っていること。そして、いつでもニュートラルに戻すことができること。これは、車のギアと同じで、1速でも2速でもバックでも、必ずN(ニュートラル)から始まるからです。

次に、「水六訓」の「水を心とすること」

が大切だと思うからです。身の丈に合ったことをしているのか?我欲を持っていないか?私は愚かな人間ですので、ついつい道を外してしまいます。水のように形が変わっても、その性を失わないようにしたいと思っています。笹川さんには、そのような氣が流れています。

そして、入会させて頂いたもう一つの理由は、自分自身の性を失わないように、水を心としているか自分自身の戒めのためです。根底には職業の成就ではなく、一人の人間として成就していきたいと思っています。これは、海外においても、常に水を心として、日本人として恥じぬように行動をして参りたいと思っています。

【Neutral(ニュートラル)】対立する二つのいずれにも属さない・こと(さま)。中立。中間。自動車のギアなどで、エンジンの動力が車輪に伝達されない状態。

木下径彦先生のご紹介➀

木下径彦先生のご紹介➁

かつて、SSAに一人の男がいた。

名は、「洪スパル」。

生きていれば、47歳・・・

知り合いが企画した、経営者10名による「住之江競艇場ツアー」の参加者だった。

当時私は46歳、彼が41歳。

出会って間もなくして、彼から面談希望が入り東京で会うことになった。ほどなくして、2014年8月から私のエグゼクティブ・コーチングに対して、大変関心をもちクライアントとしての付き合いが始まった。

同時期に、彼はSSAの存在、そこに集う「人物」にも興味を持ち、私のクライアントであることを伏せて会員となった。

彼の人物評を表現すれば、

・「外はジェントルマンでもありながら、内に静かに燃える灯をもつ男」

・「会員の中でも屈指の知的好奇心が極めて強い男」

・「自分のわからぬことを、素直に頭を垂れることができる勇気のある男」

北京にSSA有志らで、出かけたこと。大阪へ出かけては、二人で朝方まで語りあったこと。

本当に代え難き逸材を失ったこと、人生初の「死」と向き合ったことなど・・・思い出は、語りつくすことはできない。

彼亡きあと、会社は奥様が社長就任をし、「洪イズム」は継承しつつ、彼は未だに創業した企業の中に生き続けている。

株式会社ニチワシステム 宇宙開発室

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